フェアリーモード+(9)曽根さんの涙
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曽根さんは一人、スタジオでダンスの練習をしていた。そして気がついた。
もう時間なのに、誰もスタジオに顔を出さない——。
「私、ついに見捨てられたんだ…」
曽根さんは、涙をこぼし床にへたりこんだ。
その時、扉が開く。
「園子、待たせてごめん!」
次々とメンバーが笑顔で入ってくる。
「え?」
彼女たちは妖精の衣装ではなく、カラスをモチーフにしたような黒い衣装を身に纏っていた。全員小悪魔系のメイクまでしている。ヒナちゃんまで。
「園子、新しいユニット名が決まったよ」
「え?」
きらりの後に続いて、マネージャーの桧山も登場した。
「新しいユニット名は『禁断ガーデンズ!』よ。きらりが考えてくれたの」
きらりは得意げに笑みを浮かべた。
「もちろん園子の新しい衣装もあるよ」
それは、曽根さんのイメージにぴったりの悪魔が着るような黒いスリップドレスだった。
「まさか、それ私のために?」
もう時間なのに、誰もスタジオに顔を出さない——。
「私、ついに見捨てられたんだ…」
曽根さんは、涙をこぼし床にへたりこんだ。
その時、扉が開く。
「園子、待たせてごめん!」
次々とメンバーが笑顔で入ってくる。
「え?」
彼女たちは妖精の衣装ではなく、カラスをモチーフにしたような黒い衣装を身に纏っていた。全員小悪魔系のメイクまでしている。ヒナちゃんまで。
「園子、新しいユニット名が決まったよ」
「え?」
きらりの後に続いて、マネージャーの桧山も登場した。
「新しいユニット名は『禁断ガーデンズ!』よ。きらりが考えてくれたの」
きらりは得意げに笑みを浮かべた。
「もちろん園子の新しい衣装もあるよ」
それは、曽根さんのイメージにぴったりの悪魔が着るような黒いスリップドレスだった。
「まさか、それ私のために?」
青春
公開:20/03/14 23:56
更新:20/03/18 20:14
更新:20/03/18 20:14
フェアリーモード+
曽根さん
星塚きらり
桧山真理子
ヒナちゃん
最近は小説以外にもお絵描きやゲームシナリオの執筆など創作の幅を広げており、相対的にSS投稿が遅くなっております。…スミマセン。
あれやこれやとやりたいことが多すぎて大変です…。
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