気味が悪い話

「今日、朝食で食べた卵、黄身が腐っていたんだ」
「そりゃー、ちゃんと確かめなかった君が悪いよ」
「そうかな。全く朝からアンラッキー日だよ。
でも、それだけじゃないんだ。
池を作ろうと土を掘っていたら卵が腐った様な匂いがする液体が大量に湧いて来たんだ」
「そりゃー、硫黄泉だよ。運が良いじゃないか」
「良くないよ。隣から苦情が来て、常に戦闘をやっているんだ」
「隣の家の九条が来て銭湯をやっている？どういう事だ」
「だから、水掛け論をやっているんだよ」
「まあ、銭湯だから、そう言う事もあるだろうさ」
「でもさ、向こうはぬるま湯に漬かっている坊ちゃんには理解できないだろうなって言うんだ」
「まあ、銭湯だしな、そう言う事もあるかもな」
「もう、喧嘩辞めようかな」
「なるほど、銭湯だから足を洗うんだね」
「ええ、明日、彼と接見してみます」
「お互い、水に流すと言う事だね」
「感想、ドライやな」