デスタワー10層のボス
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「ヒドラ様、勇者という者がこのタワーを登ってきています。闘いの準備を」
「なんだ?」
「いやですから、勇者が貴方の命を狙っているのです」
「それは…なぜだ?」
「あなたがボスだからです!」
「私がなにか恨まれるようなことをしたのか?」
「勇者に命を狙われる、そういうものなのです!さあ早く!」
「なんという暴論…まあよい、ついにデスタワー10層のボスである、私の力を示す時がきたようだな」
数分後。
「ヒドラ様、どうやら勇者という者は人間という種族でした。彼らは身体が小さく、貧弱です。恐れる必要はありません!」
「そうか、ではこの拳で捻り潰してやろう」
数時間後。
「ついにたどり着いたぞ、ヒドラ!」
「おぉきたか、バカな勇者め…って、えっ?」
「全員で一気に畳み掛けるぞ!」
「待て、いったん待て!!」
「えぇぇいぃ!」 ザクッ。
THE END。
複数人とは聞いて…ない…。
続く。
「なんだ?」
「いやですから、勇者が貴方の命を狙っているのです」
「それは…なぜだ?」
「あなたがボスだからです!」
「私がなにか恨まれるようなことをしたのか?」
「勇者に命を狙われる、そういうものなのです!さあ早く!」
「なんという暴論…まあよい、ついにデスタワー10層のボスである、私の力を示す時がきたようだな」
数分後。
「ヒドラ様、どうやら勇者という者は人間という種族でした。彼らは身体が小さく、貧弱です。恐れる必要はありません!」
「そうか、ではこの拳で捻り潰してやろう」
数時間後。
「ついにたどり着いたぞ、ヒドラ!」
「おぉきたか、バカな勇者め…って、えっ?」
「全員で一気に畳み掛けるぞ!」
「待て、いったん待て!!」
「えぇぇいぃ!」 ザクッ。
THE END。
複数人とは聞いて…ない…。
続く。
ファンタジー
公開:20/03/12 18:56
目標だった10作品投稿できたので、これからはのんびり投稿していきます。
他ジャンルで大賞受賞経験ありますが、ショートショートは初心者です。
ショートショートが好きで挑戦中ですが、そもそも物書きの経験が浅いので、ここで修行しています。
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