電子切手

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世の中何でも電子の時代。マネーに次いで、今度は切手が電子化された。
何しろ手紙離れは加速の一途。切手の購入消費も頭打ち。電子切手でテコ入れを図ろうと、郵政グループも必死だった。
まずは消印と連動したP-トレーサビリティ。窓口依頼の郵便物には電子消印が押され、スマホに読み込んでおけば、配達状況が逐一追跡出来る。電子なので切手には印字されず、プライバシーポリシーの観点からも有難い。
次に伝言サービス。切手にICチップが埋め込まれ、額面に応じた文字数のメッセージを吹き込める。平均で100文字程度の声が、手紙と一緒に届くのだ。伝言の再生回数も額面と同数。AI音声・肉声の選択が可能で、照れ屋も気軽に試せる。
この『電言切手』のヒットを受け、郵政グループは現在、顔が見える切手を開発中だ。オリジナル切手から派生した、動画切手。確かに面白いが、最近は切手の充実度に反比例し、肝心の文面が白紙に近付いている。
SF
公開:20/03/10 15:27
べねさん『切手博物館』 コメントプレゼンツ①

創樹( 富山 )

創樹(もとき)と申します。
前職は花屋。現在は葬祭系の生花事業部に勤務の傍ら、物書き(もどき)をしております。
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