きびだんごを手に入れろ!
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流行り病の影響で寺子屋が休校となり、桃太郎は暇を持て余していた。そんな中、お上からのお触れがあった。『外で遊ぶ分には問題ないよー』と。
これはしめた。みんな散歩したがってるし、ここは一つ遠出をするか。
「おばあちゃん、暇つぶしに鬼退治に行くから、きびだんごを作ってよ」
「何を言ってるんだい桃太郎。水害でキビが全滅したのを忘れたのかい?」
そうだった。「きびだんご無いんだって」桃太郎はチラっと猿の様子を伺う。猿は慌ててそっぽを向く。その向こうでは犬が睨みつけている。「あのさあ、きびだんごが無いんだけど鬼退治…」言いかけるとキジが飛びかかってきた。
「だめか、んー。あ、そうだ!おばあちゃん、この前買ったあれ貸して」言うが早いか、桃太郎は3Dプリンターの前に駆け寄った。「これできびだんごを作れば」張り切ったが、試行錯誤をするうちに日が暮れてしまった。
そうこうするうちに、休校は終わった。
これはしめた。みんな散歩したがってるし、ここは一つ遠出をするか。
「おばあちゃん、暇つぶしに鬼退治に行くから、きびだんごを作ってよ」
「何を言ってるんだい桃太郎。水害でキビが全滅したのを忘れたのかい?」
そうだった。「きびだんご無いんだって」桃太郎はチラっと猿の様子を伺う。猿は慌ててそっぽを向く。その向こうでは犬が睨みつけている。「あのさあ、きびだんごが無いんだけど鬼退治…」言いかけるとキジが飛びかかってきた。
「だめか、んー。あ、そうだ!おばあちゃん、この前買ったあれ貸して」言うが早いか、桃太郎は3Dプリンターの前に駆け寄った。「これできびだんごを作れば」張り切ったが、試行錯誤をするうちに日が暮れてしまった。
そうこうするうちに、休校は終わった。
公開:20/03/11 16:45
ITきびだんご
スクー
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