JACKPOT!当選おめでとうございます!
26
13
私は都内のゲームセンターで、メダルゲームを楽しんでいたのだが、どうも先程からスロットの様子がおかしい。やたらと赤いランプは点滅しているし、サイレンのような音も鳴り響いている。異常を察知した他の客達も物珍しがって集まってきた。
「ん?」
なんだこれ、7が7つも並んでいるぞ…?
『7777777』
突如ゲームセンターの天井が秘密基地のように、左右にスライドした。現れた上空は激しい嵐で、横殴りの雨が店内に吹き込み、何もかも瞬時にずぶ濡れになった。
やがて四天の隅から天使のラッパの音が鳴り響き、黒雲の厚い割れ目から神の祝福の如き一条の光がこちらに差した。スポットライトのように私とスロット台が照らされる。
「SUPER JACKPOT !」
空から荘厳な声がした。
「なんじゃこりゃあ!」
街がメダルに埋もれる程の無尽蔵のメダルが空から雹のように降ってきた。
「うわぁ、なんかごめん…」
「ん?」
なんだこれ、7が7つも並んでいるぞ…?
『7777777』
突如ゲームセンターの天井が秘密基地のように、左右にスライドした。現れた上空は激しい嵐で、横殴りの雨が店内に吹き込み、何もかも瞬時にずぶ濡れになった。
やがて四天の隅から天使のラッパの音が鳴り響き、黒雲の厚い割れ目から神の祝福の如き一条の光がこちらに差した。スポットライトのように私とスロット台が照らされる。
「SUPER JACKPOT !」
空から荘厳な声がした。
「なんじゃこりゃあ!」
街がメダルに埋もれる程の無尽蔵のメダルが空から雹のように降ってきた。
「うわぁ、なんかごめん…」
その他
公開:20/03/06 14:25
メダルゲーム
JACKPOT
最近は小説以外にもお絵描きやゲームシナリオの執筆など創作の幅を広げており、相対的にSS投稿が遅くなっております。…スミマセン。
あれやこれやとやりたいことが多すぎて大変です…。
ログインするとコメントを投稿できます