フィッシュ・シガレット

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度重なる値上げ、健康ブーム、嫌煙家の増加、喫煙場所の減少。近年、喫煙者の数が大きく減少していた。
これに危機感を抱いた煙草農家が、新たな煙草の開発に乗り出した。吸っても自他ともに害がないという代物である。
最初に開発されたのが、ミート・シガレット。吸うだけで肉の味や香りが楽しめるという。
しかし脂っこさで胸やけを引き起こすと不評だった。吸っても何となく落ち着かない、という意見も多くあった。
それを踏まえて次に開発されたのが、スイーツ・シガレット。気分を落ち着かせるには甘いもの、というわけだ。
これは非喫煙者の間で少し話題となった。ただ、愛煙家からは味も香りも甘すぎると不評だった。
そして先日発売されたのが、フィッシュ・シガレット。
焼き魚の香りが煙草としての相性抜群。空前の大ヒット商品となった。
喫煙所はこの煙草の煙でいっぱい。それが知れ渡ったのだろうか。
今では喫煙所に、猫もいっぱいだ。
その他
公開:19/12/12 23:52
有名になると増える猫 スクー 猫と煙 月の文学館

壬生乃サル

まったり。

2022年…3本
2021年…12本
2020年…63本
2019年…219本
2018年…320本 (5/13~)

壬生乃サル(MiBU NO SARU)
Twitter(@saru_of_32)

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