パリの花嫁

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 男が好きになる女は相場が決まっている。
 自分より少し背が低く、少し歳下で、そして最後に少し自分より頭の悪い女だ。
 アルバートはご多分に洩れず、これらすべての条件を満たす女ルイーズをパリの街角で見つけた。
 仕事のことを話すと、ルイーズはすぐに貿易商会のパーティーに自分も連れて行って欲しいとせがんだ。最近美味しいものを口にしていないからと。
 アルバートは高価なドレスがないと無理だと言い、代わりに買い物に行って一枚のテーブルクロスを買ってやった。小花柄の模様が気に入ったらしい。彼女はそれで満足した。
 翌日、アルバートの前にルイーズが現れた。うっとりとした目で彼女の美しい姿を見つめ、アルバートはその場で彼女を一緒にパーティーに連れて行くことを決めた。
「どこでそんなもの手に入れたんだ?」
 ルイーズのドレスは小花柄の個性的なものだったが、アルバートはその点には気づかなかった。
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公開:19/12/10 21:37

水素カフェ( 東京 )



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小説家になるために文章の勉強をしています。
もし何か気が付いたことがあれば、どんなことでも教えて下さい。
よろしくお願いします。

小説のジャンルとしては、ミステリやホラーを目指していますが、
ここではあまりこだわらずに書いてみようと思っています。

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新作、ストーリー構築中…。


『I国遺跡探訪』(原稿用紙25枚)
行方不明の父を探すため、娘が中央アジアへ旅行する話です。
純文学です。

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