豊穣の神が生まれた日
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「貴方の適正属性は絵です」
「うそ、だろ……?」
待ちに待った魔術適正の診断日。俺は診断結果に絶望した。俺はこの属性だけは嫌いだった。
俺には絵心といったものが全くと言っていいほどないからだ。
別の場所に移動し、魔力で空中にリンゴを描いてみる。普通ならこれでリンゴが現れる。だが。
「は?」
現れたのは黒くて丸い物。
「爆弾じゃねえか!!」
チュドーン!!
なんでリンゴを書いたら爆弾になるんだよ!
それから俺は毎日絵を練習しまくった。しかし。
「なんで絵が全部ミミズになるんだ……」
俺の目の前には絵の残骸、数百匹のミミズがいる。心が折れそうだ。
すると農民育ちの友人がやってきた。
「なんだこれは!? すげぇ良い土じゃねえか!」
「え?」
どうやら俺が生み出したミミズは普通以上に良質な土壌を生み出してくれるらしい。
これが後に豊穣神と呼ばれる始まりだった。
「うそ、だろ……?」
待ちに待った魔術適正の診断日。俺は診断結果に絶望した。俺はこの属性だけは嫌いだった。
俺には絵心といったものが全くと言っていいほどないからだ。
別の場所に移動し、魔力で空中にリンゴを描いてみる。普通ならこれでリンゴが現れる。だが。
「は?」
現れたのは黒くて丸い物。
「爆弾じゃねえか!!」
チュドーン!!
なんでリンゴを書いたら爆弾になるんだよ!
それから俺は毎日絵を練習しまくった。しかし。
「なんで絵が全部ミミズになるんだ……」
俺の目の前には絵の残骸、数百匹のミミズがいる。心が折れそうだ。
すると農民育ちの友人がやってきた。
「なんだこれは!? すげぇ良い土じゃねえか!」
「え?」
どうやら俺が生み出したミミズは普通以上に良質な土壌を生み出してくれるらしい。
これが後に豊穣神と呼ばれる始まりだった。
ファンタジー
公開:19/12/11 19:59
小説の構成の練習はショートショート小説でするのが良い、と聞いたのでチャレンジしてみることにしました。
もし何かおかしな所があれば遠慮なく突っ込んで下さい。
よろしくお願いします。
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