イヌに“お手”って言うじゃない?
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「先生、大変です! 英語ではイヌにhandと命令して前足を出させるとか。これは“手”じゃないですか。今まで我々が積み上げてきた苦労が……」
「落ち着きたまえ。大丈夫だ山本くん。」
「しかし……」
「君はドイツ語で、日本語でいうところの“お手”をどう命令するか知ってるかね?」
「いいえ、あいにくドイツ語は……」
「そうか、では教えてあげよう。ドイツ語でイヌに前足を出させる動作を命令する時は、“Pfote!”(ふぉーて)というのだが、これは【足】を意味するのだよ。」
「なるほど、やはりゲルマン民族は優秀ですね。じゃあ、“猫の手も借りたい”はどういうんですか?」
「それはだね、“alle Hilfe notwendig haben”とか“wir gerne jede Hilfe annehmen würden”といった感じで猫はいないし、“猫の手”など出てこない。」
「さすが!」
「落ち着きたまえ。大丈夫だ山本くん。」
「しかし……」
「君はドイツ語で、日本語でいうところの“お手”をどう命令するか知ってるかね?」
「いいえ、あいにくドイツ語は……」
「そうか、では教えてあげよう。ドイツ語でイヌに前足を出させる動作を命令する時は、“Pfote!”(ふぉーて)というのだが、これは【足】を意味するのだよ。」
「なるほど、やはりゲルマン民族は優秀ですね。じゃあ、“猫の手も借りたい”はどういうんですか?」
「それはだね、“alle Hilfe notwendig haben”とか“wir gerne jede Hilfe annehmen würden”といった感じで猫はいないし、“猫の手”など出てこない。」
「さすが!」
その他
公開:19/12/02 07:00
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だって猫なんだもん
英語
ドイツ語
ドイツ人は「足」という
「お手」は「お足」が正しい
猫キック
武蔵の国の辺境に棲息する“ひとでなし”のオオカミです。
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