明日への処方箋。

『、、、それでしたら。簡単な意識改革ってもんでもないんですけど、、、とりあえず今日お家帰ったら漬物、、漬物つけてみたらどうでしょう。いやもうそんな手のこんだもんじゃなくて浅漬けの素かなんかに材料切ってぶち込むだけでよいんです。それかカレーや煮物作っても良いんですけど、、要するに何が言いたいかっていうと、漬物もカレーも煮物も今日より明日の方がおいしくなってるでしょ？』

と。
ちょっと仕事かなんかに行き詰って思い悩んでる滝川クリステル似のお姉さんがカウンターで飲んでて。

『ねぇ、マスター、、明日なんか来なけりゃ良いのにね、、、』

と。
自傷気味にグラスを傾けながらこぼしたときに。

微笑をたたえしかも遠い目をしながら俺は言いたい。

と。

八百屋のゴン太は白菜を並べながらおもうのであった。