つなぐ
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10歳の時、初めて見た夢。
その夢は人生の節目ごろになると必ず見る。
いつも同じお坊さんが出てくる夢。
老いてからは、その夢はみなくなった。
子供を成人させ、仕事も一区切り、愛する人も人生を全うし、今は一人。
老齢期を静かに過ごし、独り身になって今日で100日目。
ふと鏡を見ると、夢のお坊さんの顔が…目の前に...現れた。
忘れていたから、余計に腰がひけた。
不適な笑い。
顔に手をやる。鏡のお坊さんも顔に手が行く。
私か⁈私だ!鏡のお坊さんは私自身だ。
安堵した。そして閃いた。
一人の子供も養ってやろうと。
幼少期に戻って、私が私を養ってやろう。
親も知らぬ私を、私が親代わりになってやろう。
それが...今は出来る。
だってそこに「タイムマシン」があーるじゃないか!
私は私に私を私なりに私らしく育て上げよう。
その夢は人生の節目ごろになると必ず見る。
いつも同じお坊さんが出てくる夢。
老いてからは、その夢はみなくなった。
子供を成人させ、仕事も一区切り、愛する人も人生を全うし、今は一人。
老齢期を静かに過ごし、独り身になって今日で100日目。
ふと鏡を見ると、夢のお坊さんの顔が…目の前に...現れた。
忘れていたから、余計に腰がひけた。
不適な笑い。
顔に手をやる。鏡のお坊さんも顔に手が行く。
私か⁈私だ!鏡のお坊さんは私自身だ。
安堵した。そして閃いた。
一人の子供も養ってやろうと。
幼少期に戻って、私が私を養ってやろう。
親も知らぬ私を、私が親代わりになってやろう。
それが...今は出来る。
だってそこに「タイムマシン」があーるじゃないか!
私は私に私を私なりに私らしく育て上げよう。
公開:19/11/29 21:18
いつか絵本を1冊出せたら...
そう思いながら書いてます。
少しだけホッコリしていただければ嬉しいです。
でも、たまにブラックも書きますけど。
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