色彩の魔術師と失われた色_(弐拾参)
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「一体何のつもりだ。裏切り者め」
バートンは目の前のモリスを睨めつける。
「消失病でそれだけ元気とは驚きですな」
「ふざけるな! こんな事をしてただで済むと思うな」
あざ笑うモリスはバートンに何かを突きつける。
万華鏡のように色彩を変えるプリズムのような物体だ。
「貴方から色を頂きました。以外と綺麗でびっくりしましたよ。あの方もお喜びになられるでしょう」
「あの方とは誰だ?」
「もちろん、王の中の王である。ルシファー様です」モリスはうっとりとした狂信者の顔で言い放った。
「もうここを突き止めましたか、早かったですな」
どこか他人事のように呟くとバートンの前に水晶玉を突きつける。そこにはバートンが率いるはずだった魔術国際連合軍が写っていた。
ダンカン氏を中心として、ロイ、カリス、ダリルとそうそうたるメンバーが屋敷を囲んでいる。
「さて、お客様をおもてなししないとですな」
バートンは目の前のモリスを睨めつける。
「消失病でそれだけ元気とは驚きですな」
「ふざけるな! こんな事をしてただで済むと思うな」
あざ笑うモリスはバートンに何かを突きつける。
万華鏡のように色彩を変えるプリズムのような物体だ。
「貴方から色を頂きました。以外と綺麗でびっくりしましたよ。あの方もお喜びになられるでしょう」
「あの方とは誰だ?」
「もちろん、王の中の王である。ルシファー様です」モリスはうっとりとした狂信者の顔で言い放った。
「もうここを突き止めましたか、早かったですな」
どこか他人事のように呟くとバートンの前に水晶玉を突きつける。そこにはバートンが率いるはずだった魔術国際連合軍が写っていた。
ダンカン氏を中心として、ロイ、カリス、ダリルとそうそうたるメンバーが屋敷を囲んでいる。
「さて、お客様をおもてなししないとですな」
ファンタジー
公開:19/11/30 20:07
ぼちぼちやっていこうと思います。
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