男スパイ VS 女スパイ

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『レディ。ターゲットからまだ情報は盗み出せないのか?』
「ボス。彼ってガードがとても堅いの。簡単な話じゃないわ。急かさないでくれる?」
私の返答にボスは渋い顔をしながらも頷いてくれた。

『ミスター。標的から秘密はまだ聞き出せていないか?』
「将軍。彼女はとても疑り深い。前にもそう説明したでしょう?急いてはことを仕損じますよ」
僕の答えに将軍は溜息を吐くも納得してくれた。

彼は某国の男スパイ。多くの情報を持っている。
彼女は某国の女スパイ。多数の秘密を握っている。

僕は、私は、結婚して夫婦になる事で、秘密を、情報を、聞き、盗み、出そうとしている。
だが上手くいかない。肝心なところで相手が、僕を、私を、愛しているか分からない…

私は、僕は、彼を、彼女を、愛してしまったんだ!
彼の、彼女の、胸の内を知る事が、情報を知るより、秘密を知るより、大切な事だ。
任務なんて二の次である。
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公開:19/11/22 19:21

幸運な野良猫

元・パンスト和尚。2019年7月9日。試しに名前変更。
元・魔法動物フィジカルパンダ。2020年3月21日。話の流れで名前変更。
元・どんぐり三等兵。2021年2月22日。猫の日にちなんで名前変更。

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