JKによる手搾りレモンサワー
5
8
新宿の一等地。私の店はトップクラスのホストクラブとキャバクラに挟まれている。普通の居酒屋だが、特別なことは一つだけ。18歳未満は夜9時まで接客し、手搾りレモンサワーを作る。たったこれだけで、私の店は両隣の店よりも売上は上だ。
ある日、警察と消費者庁のガサが入った。警察は風俗営業法違反の疑いで、消費者庁は虚偽広告の疑いによるものだ。私の店に後ろめたいことは皆無だ。両機関とも、バックヤードを確認したらすぐに帰っていった。
その後、公的機関のガサ入れにも耐えた――つまり公的な太鼓判を得たと解釈され、これまで以上に店は繁盛した。ライバル店様様である。
ほんと、知らないとは恐ろしい。
「お疲れ様です。トメさん、あがって大丈夫ですよ。お孫さんのお迎え終わった後、高校でしょ? この後ツルさん来るから。」
「あら、そうかい。それじゃあ、お暇しようかねぇ」
女性はずっと女子なのである。
ある日、警察と消費者庁のガサが入った。警察は風俗営業法違反の疑いで、消費者庁は虚偽広告の疑いによるものだ。私の店に後ろめたいことは皆無だ。両機関とも、バックヤードを確認したらすぐに帰っていった。
その後、公的機関のガサ入れにも耐えた――つまり公的な太鼓判を得たと解釈され、これまで以上に店は繁盛した。ライバル店様様である。
ほんと、知らないとは恐ろしい。
「お疲れ様です。トメさん、あがって大丈夫ですよ。お孫さんのお迎え終わった後、高校でしょ? この後ツルさん来るから。」
「あら、そうかい。それじゃあ、お暇しようかねぇ」
女性はずっと女子なのである。
その他
公開:19/11/23 10:49
綺麗な文章を書きたいと思ってます。
どうぞ、よしなに。
ログインするとコメントを投稿できます