OK
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砂漠の真ん中で脱出したのは最悪だった。
敵機の追従から逃れられず、私は愛機を棄てて緊急脱出し、わが戦闘機が遠方で爆発するところまで見届けると、後は救援隊を待つしかなくなっていた。
最低限のサバイバルキットと僅かなレーションと数日分の水しか持っていない。これでこの危機をどうやって乗り切れというのだ?
私は砂漠の丘陵を登り街を探したが、見えるのは空と砂、太陽だけだ。
照りつける日差しを遮る物もなく、私はひたすらに汗を流した。あまりの暑さに帽子替わりになる物を探したが何も無い。そう、何も無いのだ。
私は気が動転しているのか、日射病なのか、自分の足跡を見ると真っ直ぐ歩けていないではないか。
ひたすらに太陽が照りつけてくる。早くここから脱しなければ生死に関わるのだが、全身がぼんやりと痺れ、生きる気力さえも奪われていった。
OK。私が死ぬそのときまで太陽は輝き続けるのだろう。
敵機の追従から逃れられず、私は愛機を棄てて緊急脱出し、わが戦闘機が遠方で爆発するところまで見届けると、後は救援隊を待つしかなくなっていた。
最低限のサバイバルキットと僅かなレーションと数日分の水しか持っていない。これでこの危機をどうやって乗り切れというのだ?
私は砂漠の丘陵を登り街を探したが、見えるのは空と砂、太陽だけだ。
照りつける日差しを遮る物もなく、私はひたすらに汗を流した。あまりの暑さに帽子替わりになる物を探したが何も無い。そう、何も無いのだ。
私は気が動転しているのか、日射病なのか、自分の足跡を見ると真っ直ぐ歩けていないではないか。
ひたすらに太陽が照りつけてくる。早くここから脱しなければ生死に関わるのだが、全身がぼんやりと痺れ、生きる気力さえも奪われていった。
OK。私が死ぬそのときまで太陽は輝き続けるのだろう。
その他
公開:19/11/18 20:23
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