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ある猫がキャットタワーでちょこんと座っていた。
キャットタワー下に集まった猫達は「肝が据わっている」とその猫を賞賛した。
一方で「アイツには勝てないだろう」と宙に浮く煙を指差した。
「おいらが負けるはずないニャ」とその猫はネコパンチを繰り出す。
だが、空振り。パンチを繰り出すほど煙に巻かれた。
なので猫は木の上に一時逃げ、距離を置いた。でも、煙は追いかけて来た。
だから猫はさらに高い木に飛び移る。それに合わせるように煙も追いかけて来た。
「しつこい奴ニャ。・・・ってちょっとここ高過ぎニャ。どうやって降りよう」
公開:19/11/18 16:08
更新:19/11/18 21:51

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