愛とは好きな人に回復魔法をかけ続けること
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純也は、公園のベンチで待つ麻理の姿を探した。
後ろ手に薔薇の花を隠して…。
麻理を見つけた彼は、膝から崩れ落ちた。
「そんなに幸せそうな顔をして、誰からの言葉を見ていたんだい? そして、君はなぜ左の薬指に僕の知らない銀のリングを付けているんだい?」
彼女は動揺して見つめていたスマホの画面を純也に見せた。
「世界中の誰よりも君を愛してる」
と純也からのメッセージが書かれている。
麻理は切ない目をした。
「私、気づいたの。あなたに毎日、こうして回復魔法をかけてもらっているおかげで、今幸せなんだって。だから、私も…回復魔法を…」
純也は麻理からのメールを受け取った。
「私も愛してる」
と書かれている。
麻理は幸せそうに微笑んで言った。
「ほら、これで一緒でしょ?」
純也は、スマホの落下防止リングに自分の薬指を引っかけていることに気づいた。麻理も同じだった。
二人は抱きしめ合い、幸せなキスをした。
後ろ手に薔薇の花を隠して…。
麻理を見つけた彼は、膝から崩れ落ちた。
「そんなに幸せそうな顔をして、誰からの言葉を見ていたんだい? そして、君はなぜ左の薬指に僕の知らない銀のリングを付けているんだい?」
彼女は動揺して見つめていたスマホの画面を純也に見せた。
「世界中の誰よりも君を愛してる」
と純也からのメッセージが書かれている。
麻理は切ない目をした。
「私、気づいたの。あなたに毎日、こうして回復魔法をかけてもらっているおかげで、今幸せなんだって。だから、私も…回復魔法を…」
純也は麻理からのメールを受け取った。
「私も愛してる」
と書かれている。
麻理は幸せそうに微笑んで言った。
「ほら、これで一緒でしょ?」
純也は、スマホの落下防止リングに自分の薬指を引っかけていることに気づいた。麻理も同じだった。
二人は抱きしめ合い、幸せなキスをした。
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公開:19/11/17 23:23
最近は小説以外にもお絵描きやゲームシナリオの執筆など創作の幅を広げており、相対的にSS投稿が遅くなっております。…スミマセン。
あれやこれやとやりたいことが多すぎて大変です…。
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