レイゾウコ

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若くして財を成した俺は世界中の珍品が集まるとされるとある店を訪れた。
今回の目玉品はこの時間で姿を変える冷蔵庫らしい。
購入後、注意書きを渡され印のある日は絶対に開けないでくださいと口を酸っぱくして言われたが
それだけすごいものなのだろうか。

次の日起きてみると巨大な倉庫になっていた。
中に入ると巨大なマンモスが氷漬けになっている。
「"冷象庫"かよ!」思わず突っ込んでしまったがこれは面白い!

また別の日には中身がすっかりなくなったり(零蔵庫)。
また別の日にはハロウィンで見かけるようなゴーストがぎっしり詰まっっていた(霊蔵庫)。

そういえば今日は開けてはいけない日だったな。
しかし好奇心は負けた私は思わず開けてしまう。
その瞬間、ものすごい光が私を直撃し、私は黒焦げになった。
「レイ(光線)蔵庫か……」
SF
公開:19/11/14 20:41

ばめどー

ぼちぼちやっていこうと思います。
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