渋谷で
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渋谷で渋茶を飲んだ。
う~ん、まずい。独特の苦みが口の中一杯に広がって交感神経を高ぶらせる。
う~ん、まずい。渋滞に捕まってしまった。クライアントにどう説明しようか。
「すみません、渋滞になりました。ですから今日は遅れます」
なんて言ったら向こうは
「いや、そうか、重体か、それじゃ、こっちに来るのは無理だな。商談は別の日にしよう。お体、お大事に」
と勘違いしてくれないものだろうか。まあ、無理だわな、そんな事、起こるはずがない。むしろ、怒るだろうな。カンカンに
カンカンカン
うわっ、まずい。踏切に捕まった。ここの踏切、開かずの踏切なんだよな。どうしよう。そうだ。
「ねえ、ちょっと、そこのイケメンの踏切お兄さん。お願い~、開けてよ。ちらっ」
なんて胸を開いて踏切に近づけたらこの棒、立たないかしら。
まあ、無理よね。この踏切の竿は長そうだから。
「よっ、物干し竿」
「ごめん、俺、二刀流なんだ」
う~ん、まずい。独特の苦みが口の中一杯に広がって交感神経を高ぶらせる。
う~ん、まずい。渋滞に捕まってしまった。クライアントにどう説明しようか。
「すみません、渋滞になりました。ですから今日は遅れます」
なんて言ったら向こうは
「いや、そうか、重体か、それじゃ、こっちに来るのは無理だな。商談は別の日にしよう。お体、お大事に」
と勘違いしてくれないものだろうか。まあ、無理だわな、そんな事、起こるはずがない。むしろ、怒るだろうな。カンカンに
カンカンカン
うわっ、まずい。踏切に捕まった。ここの踏切、開かずの踏切なんだよな。どうしよう。そうだ。
「ねえ、ちょっと、そこのイケメンの踏切お兄さん。お願い~、開けてよ。ちらっ」
なんて胸を開いて踏切に近づけたらこの棒、立たないかしら。
まあ、無理よね。この踏切の竿は長そうだから。
「よっ、物干し竿」
「ごめん、俺、二刀流なんだ」
公開:19/11/13 04:32
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