幸福のケニア

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高1の頃、ケニアという少年がいた。

日焼けと前歯が特徴的で脳みそは入っていない愉快な相棒だ。

まあ何処にでもいる普通のケニアだ。

彼には気になる存在Aがいた。

ある日の事

「ちょっと告白してくるわ!」

と言い残し行ってしまった…

ちょっとして戻ってきた。

彼は言った。

「ミスったー!告白する人間違えたわーあれ多分Bだわ、あっCかな?分からんわー。」

それを聞いてこちらも思考停止しておいた。

次の日から彼はBと仲良く付き合いそこそこ続いた。

あの日の事を彼に聞くと彼はこう言った…

「俺はいつも楽しいし幸せやで誰がおってもそれは同じかなー。それに俺は誰とでも幸せになれる力があるって分かった!」

今も彼の周りは笑顔で溢れている。
青春
公開:20/01/26 08:51

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