作品作りとは数学である

ショートショートとは数学であると私は思う。
まずは足し算。思い浮かんだアイデア、ネタも一つでは弱いと感じる時がある。
そんな時は２つ３つとネタの合わせ技で勝負する。そうする事で思いもよらぬ結果が生まれる事がある。
多すぎる時は減らす事も考えなくてはならない。これが引き算。
引く事で話のごちゃつきが消え、すっきりとした内容になる。
そして掛け算。話の掛け合いは基本中の基本。登場人物が複数人になると必ず必要になる。
ここまで出来ると方程式が生まれる。主な例で言えば恋愛の方程式。青春には欠かせない要素だ。
三角形を知れば、三角関係も出来上がる。
円の面積の求め方を知れば話を丸く収める術も身につく。
証明はミステリーの醍醐味だ。推理して解き明かす事で正体不明の恐怖に打ち勝てる。数学とは幻想的な世界なのだ。
ほら、作品と数学が密接に繋がった。
最後に割り算の説明だが、この話は長くなるので割愛する。