「左側」

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今、私の隣には側近がいる。

私の右腕となったそのたくましい手腕はわたしを支えてくれた。

ふと、左手を見ると頼りになる現側近と瓜二つの人が豪腕を奮ってくれている。二馬力だ。

あの人は、成功ばかりして羨ましいと思われ、わたしは嫌われる。

「損なことないさ。あなた自身の力よ」と左側の側近は慰めてくれる。

私は元気付けられたが、人件費の損得関係しか考えず、苦渋の決断で左手をクビにする。



友達や側近らが皆離れていく…なぜなの?


あとで知り合いから聞いた「あなた、どうしてあんないい側近クビにしたのよ」と。

初めて私には側近が一人しかいないことに気付いた。
自分自身を向かって方向からしか見たことがなかった。
その他
公開:20/01/24 22:58

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