ありがとう！おめでとう！

あと数分で、歳を重ねる君へ。

君と出会えた歳がもうすぐ過ぎようとしていて、少しさみしいような、うれしいような気分。

君と過ごすようになった日々は、背筋が伸びて、何も変わらないと思っていたいつも通る場所に新しい看板を見つけたり、花から実がついたことに気がついたり、日常に発見が溢れるようになりました。

忘れていた感情を思い出させてくれた君が、もうすぐ過ぎてしまうのは、やっぱりさみしいです。

でも、きっとそんなことも笑って話せるようになるくらい、明日からの君もわたくしに新たな何かを与えてくれるのだろう。

いつももらってばかりで、どうすれば君にお返しできるのかわからないけど、今日も明日も明後日も、来年も、いくつになっても、そんなことを考えさせて。

今日よりずっと、明日よりもっと、君のことをおもうのを、どうか笑ってほしい。


今日の君に、ありがとう！

明日の君に、おめでとう！