私に名作が書けないワケ

何故、私に名作が書けないのだろうか。

普段は、ゲームに漫画、アニメ鑑賞など、やらなければならないことに頭がいっぱいで、なかなか書こうという気持ちにならない。創作意欲が一番湧くのは主に仕事中である。そのため、常に創作意欲のない状態で書かなければならない。

ところが、いざ書き始めると、今度は様々なトラブルに見舞われる。パソコンの調子が悪い、キーボードが壊れた、ゲームがしたくなる、お腹が空いた、眠い、空から女の子が降ってきたなど、これではまともに執筆できるはずもない。

さらに、私の実力が遺憾なく発揮されるのは、書き始める前と書き終わった後に限られる。書いている最中には決して発揮されないのだ。実に残念である。なお、最も実力が発揮されるのは、他人の作品を読んでいるときである。

このような悪条件ゆえに、私には名作が書けないのである。

だがそのおかげで、くだらない作品を好きなだけ書けるのだ。