言葉のノックアウト実験 (動詞)

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普段から使い慣れている基本的な動詞を、あえて使わずに文を書こうとすると、どうなるだろうか?

木が「並ぶ」。

木が地面から生えている、そのすぐそばに別の木が生え、またそのすぐそばに別の木が生え、それを何度も繰り返している。

水を「飲む」。

水を口に含み入れ、喉を通じて、胃腑に流し込み、体内に蓄える。

声を「聞く」。

声を耳の奥で感じとる。

土を「掘る」

土をすくい上げて別の場所へ移し、穴をつくる。


やってみてわかったこと。
ライターさんがハウツー本を書くときに、読者に作業手順をわかりやすく伝えるために、文章を推敲する気持ちがわかりました。
当たり前の行動や事象も、別の言葉を用いて分解し、順にその様子を追うことで、大雑把で観念的なイメージから、具体性のあるビジョンとして伝わるのかもしれません。

名詞のときと比べると、動詞は臨場感が増す感じでしょうか。
その他
公開:20/01/21 09:56
言葉 実験 動詞 リクエストに感謝

水素カフェ( 東京 )

 

最近は小説以外にもお絵描きやゲームシナリオの執筆など創作の幅を広げており、相対的にSS投稿が遅くなっております。…スミマセン。
あれやこれやとやりたいことが多すぎて大変です…。

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