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 ある日突然頭上に現れた巨大な円盤が、じわじわと降下してくるのをどうすることもできないまま、人々が狭い地上を右往左往している頃、地球の周りに浮かぶ人工衛星たちは、地球にゆっくりと巨大な半額シールが貼られていく様子を、笑いを堪えながら撮影し続けていた。
SF
公開:20/01/20 22:36

六井象

超短編小説を中心とした、短い読み物を書いています。その他の短編→ https://tomokotomariko.hatenablog.com/

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