おまもり!!

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突然、俺の目の前にレイナと言う少女が現れた。
話を聞くとどうやら俺の守護霊らしい。
けれども、その少女は俺を守るどころか次々にトラブルを引き寄せるダメ守護霊だった。

「おい、レイナ。確か、お前、荷物を運ぶだけの簡単な仕事だって言っていなかったか。それなのに何で俺達、さっきから殺し屋に狙われているんだ」
「今さらそんな事を言ったってしょうがないでしょ」
「はぁ~お前が来てからろくなことがないな」
「ブツブツ文句を言っている暇があるんならさっさと反撃、反撃。あんたが私の盾になってくれるって言うなら構わないけど」
「嫌だね。何で俺が。お前、俺の守護霊なんだろ。何とかしろよ」
「守護霊だからって何でも出来ると思わないで。守護霊にも出来る事と出来ない事があるんだから」
「はいはい、そうですか」
「グダグダ言っていないで私をお守り!!あんたと私は同じ肉体を共有するバディー。一蓮托生なんだから」
公開:20/01/18 15:50

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