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「ねーねー、あの丘の上には伝説のウサギがいるんだって!」
同じクラスのとみちゃんが、大急ぎで駆け寄ってきた。
「ピンク色のウサギでね、ケンタも見たって。今日行こーよ!」
とみちゃんは、決まりね!と、肩をポンと叩いて走って行ってしまった。
丘の上には、見渡す限りの草原が広がっていた。
すると、さっそく目の前にピンク色のウサギが現れたのだ。
「あっ!ウサギ!」
その瞬間、ウサギが私に飛びついてきた。
「うわぁ!!」
そして、あろうことか、ウサギが私の腹の中に入ってしまったのだ。
「えぇ?!え!」
焦っている私を目がけて、とみちゃんが駆け寄ってきた。
「あ!ウサギだ!伝説のウサギ!」
私は必死で逃げた。逃げ切った。
それから三日が過ぎた。
とみちゃんは、もう来ない。ケンタも来ない。
私は、後悔の気持ちでいっぱいだ。
あの時とみちゃんに飛びついていたらよかった。
同じクラスのとみちゃんが、大急ぎで駆け寄ってきた。
「ピンク色のウサギでね、ケンタも見たって。今日行こーよ!」
とみちゃんは、決まりね!と、肩をポンと叩いて走って行ってしまった。
丘の上には、見渡す限りの草原が広がっていた。
すると、さっそく目の前にピンク色のウサギが現れたのだ。
「あっ!ウサギ!」
その瞬間、ウサギが私に飛びついてきた。
「うわぁ!!」
そして、あろうことか、ウサギが私の腹の中に入ってしまったのだ。
「えぇ?!え!」
焦っている私を目がけて、とみちゃんが駆け寄ってきた。
「あ!ウサギだ!伝説のウサギ!」
私は必死で逃げた。逃げ切った。
それから三日が過ぎた。
とみちゃんは、もう来ない。ケンタも来ない。
私は、後悔の気持ちでいっぱいだ。
あの時とみちゃんに飛びついていたらよかった。
ホラー
公開:20/01/18 14:25
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