きっかけ1.0.0

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ある四畳半の一室で二人の若い男が会話をしていた。
 「良くあの時期に気が付いたな。さすがだ。俺は遅すぎたよ。」
 「いや、運がよかっただけだよ。でもまさかここまでとは思わなかった。」
 「しかしここまでこいつらに圧倒的な力を持たれると、これ以上大きな変化があるとは思えないな」
 「そうなんだよ。ここまで差がついてしまうともう他に勝ち目があるとは思えない。だから少し介入することが決まったそうだ。当初のルールには反するがみんな理解してくれるだろう。」
SF
公開:20/01/17 14:02
ミニマル VR SF

おぎわら( 青森県 )


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