昔話
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「これは私が幼い頃、うちの爺様から聞いた大昔のお話じゃ・・・だから、もう忘れてしもうた」(チャンチャン)
昔々、ある所にお爺さんが山奥に住んでおった。
ある寒い日、お爺さんが山を歩いていると一匹の鶴が氷で足をツルっと滑らせるのを見かけた。
お爺さんは思いました。
(これは良い鴨を見つけたわい。ここで鶴を助ければ夜遅くに鶴が恩返しに来るに違いない。ヒヒヒ)
「おお、可愛そうに足を怪我しているではないか。よしよし、ワシが傷薬を塗ってやろう。今度は足元に気を付けるんだよ」
それから数日後
夜遅くにお爺さんの家の戸をコンコンと叩く者がいた。
(おお、やっと来たか。待ちくたびれたぞ)
「ハイハイ、どちらさんですか。今、開けますからね」
お爺さんが戸を開けるとそこには数人の役人が立っていた。
「あなたですね。天然記念物の鶴に傷を付けた人物は」
お爺さんは気付いた。
「ああ、あれはサギだったのか」
昔々、ある所にお爺さんが山奥に住んでおった。
ある寒い日、お爺さんが山を歩いていると一匹の鶴が氷で足をツルっと滑らせるのを見かけた。
お爺さんは思いました。
(これは良い鴨を見つけたわい。ここで鶴を助ければ夜遅くに鶴が恩返しに来るに違いない。ヒヒヒ)
「おお、可愛そうに足を怪我しているではないか。よしよし、ワシが傷薬を塗ってやろう。今度は足元に気を付けるんだよ」
それから数日後
夜遅くにお爺さんの家の戸をコンコンと叩く者がいた。
(おお、やっと来たか。待ちくたびれたぞ)
「ハイハイ、どちらさんですか。今、開けますからね」
お爺さんが戸を開けるとそこには数人の役人が立っていた。
「あなたですね。天然記念物の鶴に傷を付けた人物は」
お爺さんは気付いた。
「ああ、あれはサギだったのか」
公開:20/01/12 20:33
更新:20/01/12 22:06
更新:20/01/12 22:06
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