キング・カズ

その国の王は、名前をカズといった
国民にはキング・カズと呼ばれ、親しまれている

カズは次の戦の作戦を練っていた
なんとしても勝利を手にして国土を増やし、外貨を得て、国民を裕福にしたい

「う～ん」
「決まりましたか？」
クイーン・ゴンが問う
「上手くいかないな。マーシャル・キタザワは陸から、アドミラル・マエゾノは海から。じゃあ、空からは誰が」
「プリンス・ナカタはいかがです？」
「な、我が子を戦闘に？」
「あの子ももう立派な大人ですよ」
「でもそんなことしちゃ、プリンセス・ナナミが黙っちゃいないだろう」
「それはそうですけど」
「マーセナリー・オカノを送り込もうか」
「なりません。傭兵を雇っては疲弊してしまいます」
「ゴンよ。それなら、どうすれば勝ち筋がみえるのだ！！相手はキング・ペレだぞ？」
「はぁ、、」
「わかった。よし、俺が行こう」

キング・カズも未だ、バリバリのプレーヤーなのだ