かぜきん
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喉の風邪にかかった。それも普通の痛さとは比にならない、焼けるような痛さだ。風邪薬も一向に効かない。それどころか、悪化している気がする。
「病院行くか…」
風邪なんて寝れば良くなるだろうと思っていたが、今回ばかりは間違いだったようだ。
「なぜここまで放っておいたのですか!?」
「え…?」
「すぐに消防署へ行きなさい!紹介状を書きますので!」
「しょ、消防署?」
理解はできなかったが、言われた通りに消防署へ向かった。消防署では屈強な男たちが私を待っていた。
「来たぞ、行けー!」
その掛け声とともに彼らは私を取り囲み、早く沢山の水を飲むよう指示した。狂ったように水を飲んだ後、喉の痛みは嘘のように引いていた。
「鎮火!」
「え?」
「聞かされてませんか?病気のこと。これは風邪菌ではなく、火勢菌だったのです。喉に火がまとわりついていました。でも、ご安心ください!今、鎮火されましたから!」
「病院行くか…」
風邪なんて寝れば良くなるだろうと思っていたが、今回ばかりは間違いだったようだ。
「なぜここまで放っておいたのですか!?」
「え…?」
「すぐに消防署へ行きなさい!紹介状を書きますので!」
「しょ、消防署?」
理解はできなかったが、言われた通りに消防署へ向かった。消防署では屈強な男たちが私を待っていた。
「来たぞ、行けー!」
その掛け声とともに彼らは私を取り囲み、早く沢山の水を飲むよう指示した。狂ったように水を飲んだ後、喉の痛みは嘘のように引いていた。
「鎮火!」
「え?」
「聞かされてませんか?病気のこと。これは風邪菌ではなく、火勢菌だったのです。喉に火がまとわりついていました。でも、ご安心ください!今、鎮火されましたから!」
ファンタジー
公開:20/01/09 17:28
むかし話、おとぎ話が小さい頃から大好きです。
誰かの目に留まるような物語が書けるように頑張ります!
コメントや☆をつけてくださる方、本当にありがとうございます。嬉しいなぁ、幸せだなぁと心から思いますm(_ _)m
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