幸せとしわ寄せ
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朝、俺と彼女がせっせと仕事に行く準備をしている。特に彼女は朝が苦手でギリギリまで寝ていたいタイプだ。だけど今日の彼女はちょっと違う。
俺と同じタイミングで起きてきたのだ。こういうこともあるんだなといつもの通り準備をしていると彼女が時折ボーッとしている。
「時間無くなっちゃうよ」と声をかける度にハッとして動き出していた。その感じがたまらなくかわいかった。
僕も一息ついて椅子に座ると自然とあくびが出てきた。ふと彼女に目をやると彼女もあくびをして「うつっちゃったよ」と笑ってた。
なんか、幸せ。
彼女が鏡で髪をセットしている時に何となく彼女を見たら鏡の中の彼女と目が合った。
二人で微笑み合った。
たぶん、幸せってこういうことだ。
彼女が先に家をでる。そのタイミングで何気なく聞いてみた。
「俺のどういうところが良いの?」
彼女は少し考えてこう答えた。
「嫌いなところ以外全部かな」
「え?」
俺と同じタイミングで起きてきたのだ。こういうこともあるんだなといつもの通り準備をしていると彼女が時折ボーッとしている。
「時間無くなっちゃうよ」と声をかける度にハッとして動き出していた。その感じがたまらなくかわいかった。
僕も一息ついて椅子に座ると自然とあくびが出てきた。ふと彼女に目をやると彼女もあくびをして「うつっちゃったよ」と笑ってた。
なんか、幸せ。
彼女が鏡で髪をセットしている時に何となく彼女を見たら鏡の中の彼女と目が合った。
二人で微笑み合った。
たぶん、幸せってこういうことだ。
彼女が先に家をでる。そのタイミングで何気なく聞いてみた。
「俺のどういうところが良いの?」
彼女は少し考えてこう答えた。
「嫌いなところ以外全部かな」
「え?」
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公開:20/01/09 12:00
なりひらでんぱち
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