イケメン注意報! 冬の桜並木編
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玲奈と沙耶が仲良く歩いていると、後ろから「おーい」と手を振って近づいてくる青年がいた。
カレー屋で働いている大和君だ。玲奈の胸が高鳴る。彼が沙耶の親戚だって聞いた時は驚いたけど、おかげで名前くらいは覚えてもらえるくらいの知り合いにはなれた。
「おはよう。今日も寒いね」
大和君は沙耶の隣に並んで、二人で世間話を始める。玲奈はなんとなく気恥ずかしくてその会話に入っていくことができなかった。
「今が春だったら、この桜並木でお花見するのにね……」
ふと沙耶の口からそんな言葉が漏れたので、玲奈は冬枯れの並木に満開の桜が咲いているのを一人想像した。
気がつくと大和君が玲奈の顔を見つめていた。
「冬に咲く桜の花もあるんだね」
「え?」
清冽な冬の空気の中できりりとした大和君の瞳。
「お花見、オレも参加したいな。春になったらここでやるんでしょ?」
玲奈はまだ遠い春を思い、頬を桜色に染めた。
カレー屋で働いている大和君だ。玲奈の胸が高鳴る。彼が沙耶の親戚だって聞いた時は驚いたけど、おかげで名前くらいは覚えてもらえるくらいの知り合いにはなれた。
「おはよう。今日も寒いね」
大和君は沙耶の隣に並んで、二人で世間話を始める。玲奈はなんとなく気恥ずかしくてその会話に入っていくことができなかった。
「今が春だったら、この桜並木でお花見するのにね……」
ふと沙耶の口からそんな言葉が漏れたので、玲奈は冬枯れの並木に満開の桜が咲いているのを一人想像した。
気がつくと大和君が玲奈の顔を見つめていた。
「冬に咲く桜の花もあるんだね」
「え?」
清冽な冬の空気の中できりりとした大和君の瞳。
「お花見、オレも参加したいな。春になったらここでやるんでしょ?」
玲奈はまだ遠い春を思い、頬を桜色に染めた。
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公開:19/12/28 09:18
更新:19/12/28 10:34
更新:19/12/28 10:34
玲奈と沙耶 桜 花見 大和君 イケメン
最近は小説以外にもお絵描きやゲームシナリオの執筆など創作の幅を広げており、相対的にSS投稿が遅くなっております。…スミマセン。
あれやこれやとやりたいことが多すぎて大変です…。
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