なぜ、サンタは襲われないのか？

サンタを襲う。過去に一度でも、そう考えた事はあるか？
ない？当然だ。
人にはサンタに対する恐怖が遺伝子に組み込まれている。人はサンタを敬うと同時に恐れてもいる。
考えてほしい。サンタは不思議な袋から玩具を無限に取り出している。あの袋があれば欲しいものがいくらでも手に入る。
サンタは爺だ。あの肥満体の爺から袋を奪う事なんて容易いはずだ。
しかしそれが出来ない。何故か？怖いからだ。
もちろん中にはそんな恐怖を押し殺し、サンタを襲う輩もいる。そうした者はどうなるか？サンタにボコボコにされる。
サンタはクリスマスの日、七面鳥の高たんぱくを摂取する事でメリークリスマッスルになる。
そんなサンタは相棒のブラックサンタとタッグを組み、不埒者に制裁を与える。ダブルラリアットから始まるプロレス技のオンパレード。
その後、ブラックサンタに連れて行かれるってわけだ。

これでもあんた、あのサンタを襲う気かい？