付箋戦隊タグレンジャー

今日も使用者を守るため、彼らは所定のケースに身を寄せる。
紙媒体世界の平和を守るため、指令とともに緊急出動。記憶に留める各ページに駆けつける。重要日程・暗記項目など任務は多岐にわたる。
それが、付箋戦隊タグレンジャーの使命。
「はっ！付箋レンジャーとは笑わせる！」
BP.inkが現れた。魔王はカチカチと音を立て司令官をかく乱させた。
「やめろおおお」不要な書き込みの猛襲。司令官がBPに操られ、レンジャーに書き込み始めたのだ。
「やめてくだ…さい」「正気に戻って！」
レンジャーの色が違うだけで救われる世界にBPは書き込ませた。BPの黒呪縛から逃れられない絶体絶命の危機。
「ははははっ！さらばだ付箋レンジャー！…がはあっ」
司令官が正気を取り戻し、魔王の刻印が消されていく。これは一体…。
「助けにきましたよ」
BPは“消えるペン”。魔王は大元帥イレイサーによって永久に消えていった。