崖の上のプチュ
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絶景というものは危険を冒してこそ見ることができる。
空の上で見る無限の星空。
海の底で見る神秘の世界。
今まで危険な場所に赴いて様々な絶景を見てきた。
次に狙うのは地上から見る絶景だ。
とある崖の上から見る光景が素晴らしいという情報を手に入れた。
ただし、崖のギリギリまで進まないと絶景を見ることができない。
はやる気持ちを抑えながら慎重に進む。
あと少しで絶景を見ることができる。
そう考えたそのとき、
プチュ
足の下で何かが潰れる感触がした。
「あっ!」
滑り止めの付いた靴は履いていた。
地面が凍っていたとしても足を滑らせない自信はあった。
しかし、何かを踏み潰したら流石に驚く。
反射的に足を上げたのが致命的だった。
ズルッ
眼前に広がる光景は絶景だった。
心残りは、あと数秒しか、この光景を見ることができないことだ。
空の上で見る無限の星空。
海の底で見る神秘の世界。
今まで危険な場所に赴いて様々な絶景を見てきた。
次に狙うのは地上から見る絶景だ。
とある崖の上から見る光景が素晴らしいという情報を手に入れた。
ただし、崖のギリギリまで進まないと絶景を見ることができない。
はやる気持ちを抑えながら慎重に進む。
あと少しで絶景を見ることができる。
そう考えたそのとき、
プチュ
足の下で何かが潰れる感触がした。
「あっ!」
滑り止めの付いた靴は履いていた。
地面が凍っていたとしても足を滑らせない自信はあった。
しかし、何かを踏み潰したら流石に驚く。
反射的に足を上げたのが致命的だった。
ズルッ
眼前に広がる光景は絶景だった。
心残りは、あと数秒しか、この光景を見ることができないことだ。
ファンタジー
公開:19/10/04 21:00
更新:19/10/04 22:07
更新:19/10/04 22:07
例の映画のサイドストーリー?
夜な夜な小説書いてます。
感想をくれると嬉しいです。
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