電車の席にて

4
6

午後の電車の中、僕はベンチシートのドアすぐの隅に座っていた。適度に空席が目立つ車内でヘッドフォンで音楽を聞きながら。

駅に停まり乗客が乗ってくる。あの若くて可愛らしい女の子、隣に座らないかな。

念を送る。

空振った。向かいのサラリーマンの方が強かったようだ。

また次の駅で、今度はあの清楚系JKにしよう。

念を送る。さっきよりももっと強く。

JKは僕の隣の隣に座った。やはり空振りか。

さらに次の駅で、太ったおばさんが見えた。

念を送る。

失敗した。拒絶は届かなかったらしい。

まだまだ僕は修行が足りないようだ。
ファンタジー
公開:19/10/02 14:31
更新:19/11/05 15:35
102

武蔵の国のオオカミ( ツイッター、ここ、note、エブリスタ )

武蔵の国の辺境に棲息する“ひとでなし”のオオカミです。
古い作品でもどんどんコメントをください。批判的内容、誤字の指摘、間違いの訂正など、忌憚ないご意見をお待ちしてます(罵倒、罵詈雑言は勘弁な!)。
特定の作品に関してではなくても何かありましたら下記、
【掲示板がわり】
https://short-short.garden/S-uCTeiD
までどうぞ。

ツイッター
https://mobile.twitter.com/ookami1910
DM代わり
https://marshmallow-qa.com/ookami1910
「作品一覧」で「オオカミの自信作」で検索した結果にコメントあると絶頂します(笑)。

コメント投稿フォーム

違反報告連絡フォーム


お名前

違反の内容