輪廻転生
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季節外れの花火をやろうとミキが言い出した。仲間5人で薄暗い月明かりの静かな砂浜にやってきた。
「ロウソク折れちゃてる!」ミキは箱から3cmほどの折れたロウソクを取り出し「マジ失敗した」と嘆く。クミが箱を確認すると3cm蝋燭とデザインしてあった。「よかった」と安心したミキは箱からロウソクを1本ずつ取り出し、砂浜に埋めて立てた。直径50cmくらいの円形に並べ、ロウソクに火をつける。全てのロウソクに火がつくと辺りも明るくなった。「綺麗だねー」とランが言った。並べたロウソクに1匹の虫が寄ってきた。明るさに誘われてやってきたその虫はそのまま「ジュツ」と音だけを残しロウソクの炎の中へ消えていく。いく匹かの虫が明るさに誘われてやってくる。そのいく匹の虫もロウソクの炎の中へ「ジュツ」と音だけを残し消えていく。みんなから楽しさが引いていく。するとナナが静かに歌い出した。
「ハッピーバースデーツーユー」
「ロウソク折れちゃてる!」ミキは箱から3cmほどの折れたロウソクを取り出し「マジ失敗した」と嘆く。クミが箱を確認すると3cm蝋燭とデザインしてあった。「よかった」と安心したミキは箱からロウソクを1本ずつ取り出し、砂浜に埋めて立てた。直径50cmくらいの円形に並べ、ロウソクに火をつける。全てのロウソクに火がつくと辺りも明るくなった。「綺麗だねー」とランが言った。並べたロウソクに1匹の虫が寄ってきた。明るさに誘われてやってきたその虫はそのまま「ジュツ」と音だけを残しロウソクの炎の中へ消えていく。いく匹かの虫が明るさに誘われてやってくる。そのいく匹の虫もロウソクの炎の中へ「ジュツ」と音だけを残し消えていく。みんなから楽しさが引いていく。するとナナが静かに歌い出した。
「ハッピーバースデーツーユー」
その他
公開:19/10/03 20:10
いつか絵本を1冊出せたら...
そう思いながら書いてます。
少しだけホッコリしていただければ嬉しいです。
でも、たまにブラックも書きますけど。
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