色彩の魔術師と失われた色_(拾弐)
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あまりのことに皆声が出なかった。こんな悪魔が召喚されれば文字通り世界は滅びる。
我々ではどう対処すればよいか判断がつかない。せめて帝都の図書館の秘蔵の資料を閲覧できれば何とかなるかもしれないが、バートンの許可が必要だ。
師匠やロイも配下に魔術軍を持っているが動かすにはやはりバートンの許可がいる。
「バートンを倒すしかない。あの男は世界の助けどころか障害でしかない」師匠が忌々し気に言い放つ。
「でもどうやって倒すのです?」魔術国際連盟の長というだけでも十分脅威だが、彼はひそかにマスコミや各国にスパイを送り込み彼にとって都合のいいあることないことを世界中に広めている。すでに多くの新聞社、いくつもの国は彼の操り人形といってもいい。
彼が白と言えば、黒でも白にされるだろう。
「彼がルシファーの爪の指導者アリーと密会をした証拠がある。それを広めよう」ロイが言った。
「良い手段がある」
我々ではどう対処すればよいか判断がつかない。せめて帝都の図書館の秘蔵の資料を閲覧できれば何とかなるかもしれないが、バートンの許可が必要だ。
師匠やロイも配下に魔術軍を持っているが動かすにはやはりバートンの許可がいる。
「バートンを倒すしかない。あの男は世界の助けどころか障害でしかない」師匠が忌々し気に言い放つ。
「でもどうやって倒すのです?」魔術国際連盟の長というだけでも十分脅威だが、彼はひそかにマスコミや各国にスパイを送り込み彼にとって都合のいいあることないことを世界中に広めている。すでに多くの新聞社、いくつもの国は彼の操り人形といってもいい。
彼が白と言えば、黒でも白にされるだろう。
「彼がルシファーの爪の指導者アリーと密会をした証拠がある。それを広めよう」ロイが言った。
「良い手段がある」
ファンタジー
公開:19/09/29 13:53
ぼちぼちやっていこうと思います。
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