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1997年。
事件は22年前に遡る・・・
当時、宝石店を営んでいた矢作明子が、多摩川の河川敷で腐乱死体として発見された。
第一発見者の証言によると、河川敷を散歩している際に、妙に大きなブールシートがしかれていたので、気になり、中をのぞくと、死体が横たわっていたとのことである。
そして、遺体と共に発見されたのが、日記である。
日記には、事件前日に、娘と一緒に近所の公園に遊びに行き、その時にある男性と巡り会ったと書かれていた。
本当は、恋愛関係に発展する予定ではなく、ただの遊びのつもりであったと記され、不倫をうかがわせる内容が明かされていた。
日記の上には、婚約指輪もセットで置かれていた。
恐らく、事件を推測するに、犯人は被害者の不倫相手であることが確実である。
そう、今こうして、小説家として、デビューを果たした、この私が首謀者である。
その他
公開:19/09/30 21:20

神代博志( グスク )









 

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