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司馬遷の「史記・淮南衡山列伝」に記述がある徐福は、方士である。いわば道教の専門家であった。

秦の始皇帝の時代、不老不死の薬を求めて東の海に旅立ったと言われているが、そのまま戻らなかったという。

史記に出てくる「三神山」は日本のことだと言われている。とくに、後に「竹取物語」でも出てくる富士山が蓬莱山だという指摘も多い。かぐや姫から別れ際に帝が受け取ったものを富士山に捨てる場面がそれである。

徐福の伝説は日本各地にあり、墓も複数確認されているが、それが本物かどうかはわからない。

不老不死の薬が実在したかどうかは不明であるが、徐福が方士であったことを考えると、ある種の結論が導き出される。

それはキョンシーである。死んだ後も方術によって動かされる死体。それが正体である。

今も和歌山県の山深い村には徐福がいるという噂がある。しかし、誰もその姿を観たものはいない。
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公開:19/09/26 21:32
更新:19/11/26 19:16
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