しゅわしゅわ

太陽光発電、水力発電、風力発電。それらは今、各家庭に当たり前に設置されている。
今は電力会社に頼らず電力を自前で賄う時代だ。
自然エネルギー摂取は非常に簡単で、今や小学生でも発電装置作れる。
息子はこの夏休み、炭酸のシュワシュワで発電する「炭酸電池」を作った。面白い発想だ。
試しに使わせてもらうと炭酸電池は動く度にエネルギーとなる炭酸泡が発生する。炭酸が抜けきるまで使えるこの電池は、ラジオ片手にウォーキングするのに最適だ。
炭酸電池は世界を変える！私はそう確信した。

しかし夏休み最終日、その炭酸電池は動かなくなった。壊れたか？
私は炭酸電池を確認した。ん？なんかベタベタするんだけど…
息子に聞くと新鮮な炭酸にする為、ソーダ水を入れたと言った。それが原因だな。
ソーダ水の砂糖で炭酸電池が焼け付いて動かなくなったのだろう。
私は息子に言った。
「科学の発展には甘さを捨てるように」
ってね。