メスブタの生き様
1
5
私はメスブタと呼ばれている。
そして私もそのことを自覚している。
私の人生は男、あるいは、女に食いモノにされるためにある。
我ながら、ひどい人生だと思う。
けれど、私は自分の人生に納得している。
私が食いモノにされることで喜ぶ人がいるなら、それは素敵なことだと思う。
でも、私は聖人でも聖女でもない。
いくら素敵でも、それが理由で食いモノにされることに納得している訳じゃない。
私はこれまで沢山の子供を産んできた。
それは食いモノにされる人生において唯一の報酬だ。
ただし、食いモノにされる人生を納得できるだけの報酬でもある。
私の子供達も、きっと食いモノにされるだろう。
それでも私の子供達は、私のように沢山の子供を残すことになるはずだ。
そうやって私の生きた証が残る。
それだけで私は幸せだ。
…………
「今日はトンカツよ」
「わーい!」
メスブタは今日も食いモノにされながら人々を喜ばせている。
そして私もそのことを自覚している。
私の人生は男、あるいは、女に食いモノにされるためにある。
我ながら、ひどい人生だと思う。
けれど、私は自分の人生に納得している。
私が食いモノにされることで喜ぶ人がいるなら、それは素敵なことだと思う。
でも、私は聖人でも聖女でもない。
いくら素敵でも、それが理由で食いモノにされることに納得している訳じゃない。
私はこれまで沢山の子供を産んできた。
それは食いモノにされる人生において唯一の報酬だ。
ただし、食いモノにされる人生を納得できるだけの報酬でもある。
私の子供達も、きっと食いモノにされるだろう。
それでも私の子供達は、私のように沢山の子供を残すことになるはずだ。
そうやって私の生きた証が残る。
それだけで私は幸せだ。
…………
「今日はトンカツよ」
「わーい!」
メスブタは今日も食いモノにされながら人々を喜ばせている。
恋愛
公開:19/09/23 15:00
夜な夜な小説書いてます。
感想をくれると嬉しいです。
ログインするとコメントを投稿できます