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昨日は嫌な夢を見た。
「夢を今すぐ諦めろ。どうせそれは叶いっこ無い。」
嫌なおじさんだ。勝手に人の夢に出てきたくせに俺の夢を否定ばかりする。将来の夢なんて、誰にも言ってない筈なのに、なぜ見ず知らずのおじさんが知っているんだ。どうせ叶いっこないなんて俺が一番よく知っている。だけど俺の生きる道はこれしかないんだ。これじゃなきゃ俺は生きてる意味なんてないんだ。
その割に誰にもそれは告げていない。失敗するのが恥ずかしいから。誰に言わなければ諦めても最初から知らてないから気が楽だ。人生なんて矛盾だらけだ。3年前は違う将来像を夢を見ていた。そんな時もあのおじさんが夢枕に立ちやがったんだ。諦めろって言ってた。その時も反発したけど結局諦めた。また俺は夢を諦めてしまうのかな?
「諦めたくない。」
その気持ちはずっと一緒。いつの間に消えてたっけ。諦めたら生きる意味ないなんて思ってた。でも今も僕は生きてる。
青春
公開:19/09/15 14:00

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