三十路プリンセス

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「おーほほほ!あなたこれで本当にいいざます?おーほほほ」
「そ、それ死語よ」
「はあい?死後ってわたくしは死んではございませんことよ?」
「あ、あの白鳥麗子さんだっけ?」
「なんでございます?」
「いや、もうあの時代はとっくに終わってるのよ?」
「終わっても私はプリンセスよ?」
「い、いや、だからね?」
「軽々しく人の名前呼ばないで」
「ハア……」

 この白鳥麗子。お嬢様だが、時は令和。彼女はもう三十路オバハン化したと使用人の山田は思った。
「今日限りでお手伝い辞めさせていただきます」
「あーた、それでもわたくしのしもべなの?」
「もう無理です。そのキャラは流行りませんよ?あんた唯のオバハンよね?」
「キー!なんざますか!その口の利き方は」
「バイバイ三十路ババアー!」
「意味不明よ!あーた!」
 もはや、白鳥あなたの方が意味不明よと山田は思った。
 否、一番意味不明は、この作品だ。
その他
公開:19/09/13 00:48
更新:19/09/13 01:16
白鳥麗子 三十路 オバハン お嬢様 使用人 令和

二月三月( アルファポリスとyoutube )

普段は中編、短編などをメイン活動しております。
小説は4年前から書き始めて、作家になれたらなあ?と考えるようになりました。
でもショートショートってすっごく難しいですよね。
どうぞよろしくお願いいたします。

作家の小狐裕介さんのyoutubeでこのサイトがショートショートに適したサイトだとお聞きして、こちらに登録することにしました。
 

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