ちくわぶ
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「ちくわぶってなんだよ? そんな部活あるのか?」
「お前、ちくわぶも知らないのか。人生損してるな。」
そんな会話をしながら、夕暮れの屋台にやってきた。
僕はこの瞬間が待ち遠しかったんだ。
目の前の皿にのせられたあつあつのちくわぶ。その上にかかった特製の味噌がとてつもなく美味しいのを知らないなんて、もったいない。間違いなく生きていることの意味を知らないのと同じだ。この味噌こそがすべての根源。明日に向かって頑張ろうって気持ちにさせてくれる。
「おれ、今日からちくわぶ入るわ。」
今日も勧誘成功だ。
「お前、ちくわぶも知らないのか。人生損してるな。」
そんな会話をしながら、夕暮れの屋台にやってきた。
僕はこの瞬間が待ち遠しかったんだ。
目の前の皿にのせられたあつあつのちくわぶ。その上にかかった特製の味噌がとてつもなく美味しいのを知らないなんて、もったいない。間違いなく生きていることの意味を知らないのと同じだ。この味噌こそがすべての根源。明日に向かって頑張ろうって気持ちにさせてくれる。
「おれ、今日からちくわぶ入るわ。」
今日も勧誘成功だ。
その他
公開:19/09/12 21:15
更新:19/09/12 22:55
更新:19/09/12 22:55
武蔵の国の辺境に棲息する“ひとでなし”のオオカミです。
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