色彩の魔術師と失われた色_(質)

2
5

「皆も知っていると思うが、世界は急速に色を失いつつあり滅亡の縁にある」
バートン氏は黒ローブの男に目を向けながら話始める。
「もちろん私も微力をつくした。『神の右手』が『ルシファーの爪』のアジトを強制捜査したところ。奴らがかかわっていることが明らかになった」
「『バートンの狂犬』か、闇よりも黒いといわれる白魔術師連中が、黒ローブの悪魔崇拝者どもを追い詰めたか。どっちもどっちだな」
「いくつもの国を裏で滅ぼしただけのことはある」
ひそひそ声がこちらまで聞こえてきた。

「我々は『進歩派』だ! 白魔術師が支配する権力や利害まみれの魔術組織を改革するために黒をまとった。犯罪者どもと一緒にしないでいただきたい」
と黒魔術師がかみつく。
「私には進歩派もルールを守らない厄介者でしかありませんがな」とバートン氏。
すかさずカリス師匠がとりなおす。
「今は会議に集中しましょう」
ファンタジー
公開:19/09/13 21:44

ばめどー

ぼちぼちやっていこうと思います。
コメントを頂けると励みになります。

コメント投稿フォーム

違反報告連絡フォーム


お名前

違反の内容