病的な肉

0
6

最後の晩餐・・・

彼は、慈愛の刑が執行される前に、骨付きの肉を頼んだ。

「最後の飯くらいは、しっかりと滋養のあるものを食べないとな。それにしてもうまそうだな」

男は、そう言うと、皿の上からそれを取り、食らいついた。
皿の上には、たくさんの骨付き肉が置かれており、男は、胃袋が満たされるまで注文を続けた。

「それにしてもたまんねーな。やみつきで手がとまらない。いっそ、このまま、貪るっていうのもありだな」

男は、太い腹をパンパンと両手で叩いた。
腹でズボンが破裂するほど、次第に、お腹が膨れ上がっていく。
それでも尚、注文を続ける。

男は、慈愛の刑が執行されるまで、最後の晩餐を永遠に続けようと策略したが、それを満たすことは出来ませんでした。
ミステリー・推理
公開:19/09/11 20:33

神代博志( グスク )









 

コメントはありません

コメント投稿フォーム

違反報告連絡フォーム


お名前

違反の内容